女性の不妊症の原因には、排卵障害、卵管因子(卵管の閉塞、狭窄、癒着など)、子宮因子(筋腫、ポリープ)、などがあります。保険診療で行える検査・治療として以下のものがあります。
不妊検査
血液検査(ホルモン等)
- LH 、FSH、PRL、E2《月経中》P《高温期》
…ホルモン基礎値、黄体機能不全の有無の確認 - クラミジア抗体IgG・IgA
…クラミジア感染の既往の有無の確認
超音波検査で卵胞の発育、排卵の確認《月経終了後~排卵期》
不妊治療
排卵障害に対する加療
経口薬や注射薬で卵胞の発育を助け、排卵を促進します。
タイミング療法(半年くらいを目安に)
超音波にて排卵時期を確認し、性交のタイミングを指示いたします。
黄体補充療法
排卵後の黄体機能不全に対し、経口薬や注射薬でホルモン補充を行います。