みなさま、こんにちは!
あっという間に8月も終わりが近づいて来ましたね。
残暑厳しい毎日ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
新型コロナウイルスのδ株が猛威を振るい、またまた緊急事態宣言が発令されてしまいましたね…
新学期を目前に、子供たちの学校生活にも大きな影響がでてしまっておりますが、何とか感染に注意して、元気に過ごしたいものですね。
さて、今日は、子宮頸がんの予防ワクチンであるHPVワクチンと、新型コロナウイルスワクチンとの接種間隔につきまして、最近度々ご質問をお受けしますので、こちらでご案内させていただきます。
現在、小学6年生から高校1年生女子へのHPVワクチン接種をお勧めしておりますが、神戸市でも今月末より12歳以上の子供たちへの新型コロナウイルスワクチン接種が開始されます関係で、どちらをどの時期に接種すべきか、お悩みの皆さまも多いようです。
まず、現在当院でご準備しておりますHPVワクチンにつきましてですが、こちらは、トータル3回の接種が必要です。
初回接種後、2回目接種は2か月後です。3回目接種は初回より半年後にしていただきます。
HPVワクチン接種と、新型コロナウイルスワクチン接種との接種間隔は2週間必要となります。
新型コロナウイルスワクチンは、2回の接種が必要であり、間が3週間必要なファイザー製ワクチンと、4週間必要なモデルナ製ワクチンがありますので、どちらのワクチンを接種するかで多少異なります。
新型コロナウイルスワクチンの接種を早期にご希望されます場合は、新型コロナウイルスワクチン2回接種を終えられました後2週間開けた後に、HPVワクチン接種開始をお勧めいたします。
すでに、HPVワクチン接種をスタートなさっておられます場合は、2回接種後に3回目接種まで、約4カ月の時間がありますので、その間に2回の新型コロナウイルスワクチン接種をされますとスムーズだと思います。
すでに、初回接種を済ませておられ、HPVワクチン2回目接種よりも、新型コロナウイルスワクチン接種を優先したい場合は、担当医にご相談されますことをお勧め致します。
ワクチン接種により予防可能なものはしっかりと予防して、元気に過ごしましょう♬
ご質問などがおありの際には、お気軽にクリニックへお越しくださいませ。